マヒドン大学は全てのタイ人の持続可能な健康に向け、全ての年齢の消費者のニーズに応える健康食品のイノベーションを開拓する研究開発協定をCharoen Pokphand Foods (CPF)と締結した。
マヒドン大学薬学部学長のSuvatna Chulavatnatol氏は、「この協定は社会に貢献する革新的な食品開発事業となる」と述べた。
「CPFとの協力により、大学の知見を活かした、質の高い生活と持続可能な社会発展のための食品の創造を目指す。さらに、この提携により食品開発のネットワークも確立されるだろう。このネットワークは製品に価値を与え、経済成長も促進させるし、これは官民の協力によりタイランド4.0を達成するという政府の政策にも合致している。」
一方で、医薬の知識は食品技術開発に応用され、栄養補助食品の開発やタイの研究能力の向上と長期的な大学レベルの教育への道を開くだろう。
CPF代表取締役副社長のSommai Tachasirinugune氏は、「世界の持続可能な台所(Sustainable Kitchen of the World)」というビジョンの下、同社は食品の研究開発に対して強い責任を持っていると述べた。
また当社は、国連のすべての人の持続可能な健康のための健康食品開発目標に沿い、企業の社会的責任と持続可能性の目標として、2020年までに新製品開発の30%以上を健康食品にすることを掲げている。」
2019年8月8日
The Nation:Mahidol University, CPF strike food innovation R&D deal