日本の福岡大学とジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology:JKUAT)は、ケニアの固形廃棄物管理に関する技術移転について連携を開始した。この連携は、キアンブ・カウンティ(Kiambu County)で準好気性埋立技術である「福岡方式」の実験的な導入が成功したことで、実現に至った。
国連人間居住計画(UN-Habitat)とJICA(国際協力機構)が支援している福岡方式のキアンブでの導入は、固形廃棄物管理のモデル・ケースとなっている。講演した福岡大学工学部の松藤康司教授は、1975年に開発されたこの技術はそのシンプルさと費用効果において称賛されていると述べた。
2017年7月26日