【ニュース・イギリス】英国高等教育事業者の学生局への登録

2018年7月19日、学生局(OfS:Office for Students)は同局の作る高等教育事業者の登録一覧表の第一号を公表した。大学、カレッジ、芸術学校、演劇学校などからなる、最初の42の高等教育機関がOfSに公式に登録され、同局の規制を受ける。
OfSによれば、これまでのところ登録に向けた366の申し込みが受理され審査中だが、その中には高等教育制度に新たに参入する18の事業者も含まれている。そのため登録機関数は今後数ヶ月のうちには増えていく見通しとされている。

 

OfSに登録するために、それぞれの事業者は質、学生の保護、財務的な安定性があるかなどに関する厳しい要件に適合していることを明らかに示さなければならない。高い学費を課したい機関は、恵まれない環境出身の学生や、十分に代表されていない集団(注:高等教育進学率の低い地域や低所得家庭等の出身者、民族的マイノリティ、成人学生、障害者など)出身の学生のための機会の平等性をどう改善していくかを示した「アクセス・参加プラン(access and participation plan)」も備えていなければならない。

 

登録された機関はその要件を満たし続けなくてはならず、そうでなければOfSが学生の利益を守るために介入することになり、これは罰金や登録抹消のような制裁措置に至る場合もある。そのため、学生は自身の大学やカレッジが登録されているところであれば、その大学等がOfSの基準を満たしており、OfSによる規制・監視の対象であると確信を持つことができる。また、登録事業者で学ぶ学生は、政府後援の授業料ローンも受けることができるが、OfS登録のない英国の事業者ではそれができない。

 

OfSは、登録制度と、それと結びついた目下の規制制度が広い公共の利益をもたらし、世界的に有名なイングランドの高等教育制度に、競争、継続的な進歩、そして選択肢をもたらすとしている。

 

Office for Students:42 join first OfS higher education Register

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証