2021年9月15日、UK リサーチ・イノベーション(UKRI)は、9月10日に公表された入国管理ルールの変更を歓迎すると発表した。
何が変更となるのか?
短期就労ビザ 及び Global Talent visa(GTV) の変更により、UKRI の交流スキームにおいて海外の研究者により幅広い支援を行うことが可能になる。
UKRI Temporary Worker Government Authorised Exchange Visa (T5) による研究者向けの交流スキームは、UKRI が適格とした公的セクター
の研究施設を含むように対象が拡充される。一方で、GTV における資金提供者に関する基準は簡素化される。
これは UKRI コミュニティにとって何を意味するのか?
GTV における資金提供者に関する基準の簡素化により、雇用契約もしくは受入の合意が12ヶ月残されている研究者は、24ヶ月目から GTV の
ファスト・トラックビザに申請可能となる。
これにより、スキームがより多くの研究者へ拡大され、複数の国々にわたる資金で働いている研究者を支援することとなる。さらに申請プロセス
の改善及び申請者及びそのホストの事務負担を削減するための軽微な事務的な変更もなされている。
UKRI は UKRI Temporary Worker Government Authorised Exchange (GAE) routeを拡充する。
UKRI が適格と認めた公的セクターの研究施設は独立した研究機関に加えて当該交流スキームを使うことができるようになる。
スキームの基準の拡充により、一時的に英国に来て、共同プロジェクトに参加し、研究、訓練、作業において貢献する研究者及び技術専門職
のアクセスが容易になる。これにより、国境を越えた継続的なコラボレーション及び技術の移転が可能となる。
これらの変更は、国会の承認が必要であり、2021年10月6日までには発効する予定である。
UK リサーチ・イノベーション(UKRI): UKRI welcomes changes to government immigration rules
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