【ニュース・イギリス】リサーチ・イングランドの会長にDavid Sweeney氏を任命

2017年4月21日、科学大臣のJo Johnson氏はリサーチ・イングランドの会長にDavid Sweeney氏を任命した。国会で審議中の高等教育研究法案では、UKリサーチ・イノベーション(UKRI:UK Research and Innovation)の一機関として、リサーチ・イングランドの設立を予定しており、リサーチ・イングランドは現在イングランド高等教育財政会議(HEFCE:Higher Education funding Council for England)が担当しているイングランドの研究知識交換に関する機能を引き継ぐ。UKRIへの移行期間中、Sweeney氏は現職のHEFCEの研究・知識交換部門の部長も継続し、又平行して新組織成立に向けて準備チームの一員としても業務を遂行する。その後2018年4月にはUKRIの創設とともにリサーチ・イングランドの初代の会長に就任する予定である。

 

リサーチ・イングランドは(英国全体ではなく)イングランドの大学に対する研究、知識交換の活動のファンディングを担当し、英国の高等教育に対するファンド機関、大学機関と連携し研究評価制度(REF:Research Excellence Framework)を実施する。またイングランドにおける高等教育研究基盤の持続性と、9億ポンドの英国研究パートナーシップ投資基金の監督を担当する。

 

GOV.UK:David Sweeney appointed Executive Chair Designate of Research England

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事