教育省のベッツィー・デボス（Betsy DeVos）長官は3月25日、新型コロナウィルス「COVID-19」感染拡大に伴う緊急事態を受け、返済の滞っている連邦学資ローン利用者に対する負債の取り立て及び賃金差し押さえ措置を、2020年3月13日から60日間、一時的に停止することを発表した。

 
 デボス長官の指示により、教育省は、財務省（Department of Treasury）に対し、連邦学資ローン返済滞納者への所得税還付や社会保障などを含む連邦政府からの支払い保留措置の要請を全て撤回した。

 
 さらに、民間負債取立業者に対しても、返済滞納者に電話を掛けたり、負債取り立てのための書簡・請求書などを送付したりすることを含む、取り立て行為を一時停止するよう指示している。

 
３月２５日
 

U.S. Department of Education：　
Secretary DeVos Directs FSA to Stop Wage Garnishment, Collections Actions for Student Loan Borrowers, Will Refund More Than $1.8 Billion to Students, Families