アラスカ州のマイケル・ダンレビー(Michael J. Dunleavy)知事とアラスカ大学システム(University of Alaska system)は8月13日、州政府から同大学への補助金支給に関し、今後3年間で総額7,000万ドルを削減することで合意したと発表した。
この合意に基づき、2019年7月1日からの2020年度予算では、州政府補助金が2,500万ドル削減され、次の2年間でさらに合計4,500万ドルが削減されることになる。ダンレビー知事は、当初、2020年度の補助金を、前年度から41%減に相当する1億3,500万ドル削減と発表しており、同大学システムの認可機関から大学の将来に関する警告を受けた他、学長が財務危機宣言を行っていた。
同大学理事会議長のジョン・デイビース(John Davies)氏は、合意内容の下で、明確且つ複数年に亘る段階的資金削減が行われるとし、補助運営予算により、学生・教職員・コミュニティに対し、さらなる確実性と信頼性を提供できることが重要とコメントしている。
Inside Higher ED: Budget Compromise in Alaska