【国際協力員レポート・アメリカ】アメリカにおけるSTEM教育-次世代を担うSTEM人材の育成-

インターネットの普及や技術の発展に伴い、STEM教育が国際的に進められている。STEM教育とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので、高度なSTEMリテラシーを備えた人材の育成を目的としている。世界中で、幼児から初等中等教育にSTEM教育を取り入れる動きがあり、日本においても、2020年度から初等教育においてプログラミング教育を必修化する方針が文部科学省から発表されている。
筆者が滞在するアメリカはSTEM教育発祥の地といわれている。オバマ政権において、STEM教育は官民連携の国家戦略として進められ、世界の先陣を切っている。今後、日本が本格的にSTEM教育に力を入れていく際に、アメリカの取り組みは参考の一つになると思われる。
本稿では、文献に基づきアメリカのSTEMの現状を紹介した後、次世代を担うK-12段階(幼稚園から高等学校までの義務教育期間)におけるSTEM教育について報告を行う。また、K-12段階のSTEM教育と大学との関わりについて、実際に関与する人物にインタビューを行う。

なお、報告書全文はこちらから閲覧可能。

【氏名】 谷 麻理衣
【所属】 大分大学
【派遣年度】 2016年度
【派遣先海外研究連絡センター】 サンフランシスコ研究連絡センター

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性
統計、データ 統計・データ
レポート 国際協力員