2017年5月31日、浙江大学(以下浙大)と米イェール大学(以下イェール大)とのジョイント・ディグリー・プログラムの発足式が浙大で行われ、両校が戦略的協力に関する「覚書」に調印した。覚書の有効期間は2017年2月1日~2022年1月31日。
本覚書の枠組みは、浙大生命科学院とイェール大公共衛生医学院が「3+2」ジョイント・ディグリー・プログラムを実施し、大学間が力強く連携することで、生命科学分野に長けた優秀な人材を共同で育成していくもので、浙大生命科学院で学部の3年間を学び、その後の2年間をイェール大公共衛生学院の修士課程で学ぶといったものである。ジョイント・ディグリー・プログラムによって選抜された5名は、最も早い時期としては2018年にイェール大へ留学できる見通しだという。
本連携プログラムは、双方の人材育成と科学研究発展の推進を目標としている。浙大はイェール大の人材育成面におけるノウハウを積極的に吸収し、生命科学院が世界のトップ大学の関連学科と様々な活動を展開することを目指す。両校はまた、生命科学科の学部生と大学院生との共同育成プログラムも実施する予定だという。
2017年6月1日