【ニュース・中国】2018年世界大学ランキング、北京大学と清華大学が上位30位に入る

イギリスの高等教育専門週刊誌『ザ・タイムズ・ハイアー・エデュケーション』(THE)は2017年9月5日、2018年世界大学ランキングを発表した。中国の2大学が上位30位にランクインした。

 

北京大学(Peking University)が第27位と前年より2位上昇し、中国の大学でトップとなった。清華大学(Tsinghua University)は前年の第35位から第30位に躍進した。復旦大学(Fudan University)は39位順位を上げて116位となった。また、ランキングの上位200校には中国大陸部の大学が中国科学技術大学(University of Science and Technology of China)、南京大学(Nanjing University)、浙江大学(Zhejiang University)、上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)となった。香港地区は香港大学(The University of Hong Kong)が40位、香港科技大学(The Hong Kong University of Science and Technology)が44位、香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong)が58位となった。

 

世界的には、オックスフォード大学が首位、ケンブリッジ大学がカリフォルニア工科大学とスタンフォード大学を抜いて2位となった。
中国の大学の台頭に比べ、アジアのその他の国の大学はランキングを落としている。このうち、日本の東京大学は前年の第39位から第46位に低下し、過去最低となった。
これについて、同ランキングのフィル・ベイティ編集長は、「今年のランキングによると、中国の台頭は顕著で、世界の高等教育の構造に変化が生じていることを示している。その他の東アジアの国は中国からの競争のプレッシャーを感じている。」と解説した。

 

2017年9月7日

 

中国教育和科研計算机网:北大清华跻身2018年世界大学排名30强 [来源/新華社]

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 国際化
統計、データ 統計・データ