【ニュース・中国】2013中国科学技術論文の価値を解析

先日、中国科技信息研究所(Institute of Scientific & Technical Information in China)は「科学文献引用索引(Science Citation Index、SCI)」、「工学技術文献(Engineering Index、Ei)」など国際的に影響力の大きい五大文献データベースに基づいて、2013年度中国科学技術論文統計結果を発表した。
統計データによると、2013年度、我が国の著者が第一著者として発表した国際論文は計20万410編で、各学科の最も影響力のある国際定期刊行物の発表論文数は世界第2位の座を占め、うち69064編の被引用数が学科の平均値を上回り、論文総数の33.8%を占め、2012年度より7.4ポイント上昇したという。
2013年度、世界の各学科分野におけるインパクトファクターの最も高い定期刊行物150種のうち、中国はハイレベルな論文5119編を発表し、前年度の4020編をはるかに上回った。世界の各学科での影響力の高い定期刊行物が発表した論文は、80%以上が大学によるものとなっている。そのうち、浙江大学、清華大学、上海交通大学、北京大学、復旦大学がそれぞれ219編、203編、188編、180編と146編で上位5位を占める。

(2014年10月14日 Science Times/中国科学報)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
統計、データ 統計・データ