【ニュース・中国】米国へ渡る留学生のうち、アジア人が76%を占め、中国人が最多

 2015年9月6日、米紙「World Journal」の報道によると、米国安全保障省の移民関税執行局(ICE)国土安全保障調査部(HSI)が3日に発表した外国人留学生統計報告書によれば、米国の大学に留学する留学生が最も多い国は依然として中国となっている。また、外国人留学生を最も多く受け入れている米国の大学は南カリフォルニア大学(USC)で、すべての外国人留学生の中で、アジア人留学生が76 %を占めるという。
当報告の最新データは「学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)」によるものであり、2015年7月7日の時点で、100万人以上の外国人留学生が研究用のFビザや職業訓練用のMビザを使って米国に入国し、9000校近くの大学で勉強している。昨年7月の前年同期に比べ、その人数は9%増えた。
 また、2014年7月に比べ、インド人留学生は31.9 %増え、ベトナム人留学生は25.9%増えており、増加率が高い国となっている。外国人留学生を最も多く受け入れている米国の大学のトップ5は順に南カリフォルニア大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学、イリノイ大学そしてパデュー大学である。
 2015年7月には、40万人以上の外国人留学生が米国で科学技術工学数学(STEM)分野を専攻し、前年同月比で17.7%増え、6万人を上回った。

(2015年9月6日 中国新聞網)

地域 アジア・オセアニア、北米
アメリカ、中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化、学生交流
統計、データ 統計・データ