【ニュース・中国】清華大学の卒業生、北京以外で就職する割合が4年連続50%越え

清華大学は、2016年7月2日、2016年に中国西部地方等の基層公共部門(※1)、重点国有企業などに就職、または起業する卒業生のための壮行式を開催した。
現時点までに、同校の2016年度卒業生の就職決定率は95.8%で、9月末には98%を超える見通しだ。そのうち北京以外で就職する卒業生の割合は54.2%で、この割合は10年前より16%上昇した。これまで、北京以外で就職する同校の卒業者は4年連続で50%を越え、しかもその割合は年々上昇している。
清華大学学生職業発展指導センターによると、今年は清華大学卒業生の7割以上が国家重点企業・団体に就職が決定し、進学を選んだ卒業生は42.6%で、中国本土以外で進学する卒業生のうち6割以上が世界のトップ50大学へ進学する。共産党・政府機関への就職者は10.4%だという。

 

※1:基層公共部門…中国における行政単位で末端の共産党組織を指す。

 

(2016.7.04:中国青年報)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の就職
統計、データ 統計・データ