【ニュース・中国】教育部、18箇条措置を講じ大学入試の法執行と監督を強化へ

中国教育部弁公庁は先日『2014年普通大学の入学試験における法執行と監督業務に関する通知』(以下、通知)を配布した。通知の中において、18箇条の措置を打ち出し、高等教育機関、採用・試験機関や職員による学生の採用行為の監督等についての内容を示しており、特に学生採用に関する規律的な運用が主に示されているものといえる。同通知は次のように指摘している。
「大学の学生採用に関する監督機能をしっかりと構築させなければならない。具体的には
・学生採用に関する監督機能の構築状況
・採用における重大事項における合議による決定システムの構築やその構築状況等
 を管理し、学生採用に関する監督機能を構築する。」
また、上記に加え、学生採用に関する情報公開の更なる強化も求めている。その他大学入試における「点招」(選択的学生採用政策)の整備は依然として今年の法執行や監督の重点となっている。

(2014年5月14日 Science Times/中国科学報)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集