【ニュース・中国】教育部、科学研究費や学生募集・採用など分野における腐敗行為を断固処分

2015年1月27日から31日まで、紀律検査委員会書記(教育系統・監察処長)が中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議及び中央紀律検査委員会第5回全体会議の精神を学習・貫徹するために、教育部直属機関の党風である「汚職のない清く正しい政治」を建設する責任と実行に関する特別講習が北京で開催された。
袁貴仁教育部党組書記・部長は、党風の建設における主要な責任と重点任務をより明らかにして長期的に把握し、実際に行動することによって、責任の定着化を促進していくと述べた。そのためには、一つは責任追求をしっかりと行うこと。二つ目は規律を厳正に把握すること。三つ目は人材を活用すること。四つ目は元を締めることだと強調した。
教育部の党組織メンバー、中央紀律検査委員会教育部駐在紀律検査チームのリーダである王立英氏は次のように述べた。教育部直属機関の主要責任者と教育紀律監察幹部は紀律の強化し、全面的に厳しく党を治めるとことの重要性を認識しなければならない。科学研究費、大学が経営する企業、大学付属病院、インフラプロジェクトや学生募集・採用などの分野における腐敗事件を断固として処分せねばならない。大学の規程を腐敗処罰・予防体系を確立と結びつけ、教育関連分野での反腐敗制度を完備させるべきだ。

(2015年2月4日 中央紀律検査委員会監察部ウェブサイト)

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