【ニュース・中国】教育部、大学運営のためのシンクタンクを重点的に設立する方針

 2015年11月、教育部の党組織が「中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議の精神を真剣に学習・貫徹することに関する通知」を出し、全体会議が提起した「教育の質を向上させる」という重大な目標を正確に把握し、立徳樹人(徳を立て人を樹える)の根本的な任務を実行し、教育の質を全面的に向上させるよう求めた。

 第一に、教育の公平性を全面的に促進し、家庭経済状況が困難な学生に対する資金援助を 実現させる。

 第二に、教育構造を最適化する。複数の大学や学科が世界一流レベルに達するよう尽力し、大学の教育レベルとイノベーション能力を向上させる。大学の教育レベルとイノベーション能力を向上させることで、複数の大学や学科を世界一流レベルに到達させるか、あるいは近づける。大学を拠点として、複数の国家技術イノベーションセンターを設立し、特色ある大学運営を行うため、複数のシンクタンクを重点的に設立する。

 第三に、教育改革を全面的に深化させる。大学入試・学生募集制度の改革を実行する。大学の自主権を拡大し、革新型リーダーとなり得る人材に、人的・財的・物理的資源を分配する決定権を与える。

 

(2015年11月13日:人民網)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証
学生の経済的支援 学費
人材育成 入試・学生募集