【ニュース・中国】北京大学と清華大学、浙江省で「三位一体」型の学生募集活動を初めて実施

教育部は2016年から北京大学、清華大学が「三位一体」型総合評価による学生募集を浙江省で実施することを承認した。
関係者は、これは浙江省の質の高い基礎教育を認め、浙江省を全国初の大学入試総合改革のモデル地域として評価するものだとの見方を示している。
浙江省は受験生の高校卒業試験の成績、総合的な素質の評価及び大学統一入学試験(高考)の成績を一定の割合で換算し、その総合成績に基づいて受験生を採用するという募集制度改革を、2011年から省直属の大学で試行してきた。
また、すでに「三位一体」(※)による学生募集を実施していた大学を含め、2016年の浙江省「三位一体」総合評価プログラムに参加するハイレベルな大学は8校となり、受験生1000名以上を採用するものと見込まれる。

 

(2016.5.16:新華社)

 

※:「三位一体」…学生を選抜する際、受験生の高校卒業試験の成績、総合的な素質の評価及び大学統一入学試験(高考)の3つの成績を合わせて評価・審査する総合評価方式を指す。

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集