【ニュース・中国】中国の海外留学ブームに新たな特徴が出現

中国の海外留学ブームについて、「エコノミスト」誌は、中国が世界へ 向けて開国して以来、欧米の一流大学への留学は中国人学生が切望する目標であるが、今日、海外留学自体が目的となり、二流、三流の大学が増加していると伝えている。
2012年、2013年の2年間に、合計80万人以上の中国人留学生が米国の大学に入学した。この2年間の海外留学生数は、1978年以降の中国人の留学生総数(300万人)の4分の1以上を占める。また、英語圏の先進国以外に、他の非英語圏諸国へ留学する中国人留学生数も近年に急激に増加していると伝えている。
米国留学の状況は最も注目を集め、2014年には、米国の大学に登録した中国人学生は11万人を超えた。これは、7年前の11倍にあたり、外国人留学生全体の30%を占めている。現在、米国の高等教育機関にいる中国人留学生総数は27万4,000人で、7年前の4倍以上にあたる。また、海外の中学校・高校に留学する若い留学生がますます増えているという。

(2015年2月22日 3、新浪網)

地域 アジア・オセアニア
中国
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