高等教育専門誌「Times Higher Education」は2015年6月11日、「2015年度アジア大学ランキング」を発表した。ランキングによると、中国が日本を抜いて世界トップ100の校数でアジア第1位の国となった。
そのうち中国大陸の21大学がトップ100に入り(昨年はわずか18大学)、北京大学がアジアのランキングで4位に上昇し、清華大学が5位となった。
「中国は本年度のアジア大学ランキングで初めてアジアのトップとなり、清華大学、北京大学、中山大学、上海交通大学などの中国の有名な大学がみなランキングの順位を上げた。」とTimes Higher Educationの世界大学ランキングコラムの編集者が語っている。
ランキング結果により、中国が日本に取って代わるアジアにおける高等教育のトップに立ったことが分かった。中国は新たに大学3校がトップ100に入り、数では初めて日本を上回った。ランク入りした大学数が2014年と2013年のそれぞれ18大学と15大学から、今年は21大学に増えた。中国のトップ校である北京大学(4位)と清華大学(5位)はいずれも順位を1つ上げた。
(2015年6月11日 科学網)