【ニュース・中国】中国が世界3位の留学生受け入れ国に

最新のデータによると、中国は2014年度にフランスを抜き、米国と英国に次ぐ世界3位の留学生受入国となった。
現在までに、訪中留学生数は、2014年には37 万7000人にまでに拡大した。留学生送り出し国は建国当初の東欧の社会主義国3カ国から、203カ国と地域まで拡大した。外国人留学生の受け入れ大学は、当初の清華大学や北京大学など少数の大学から、現在は775大学・機関にまで拡大した。
改革開放の30年間にわたり、中国は世界の経済成長の重要なエンジンとなり、中国の急速な発展が伝統的な世界政治と経済の版図を大きく動かした。中国の国力増強に伴い、ますます多くの訪中留学生が学位を取得できる課程を選択している。
「アジアでは、日本と韓国以外のアジア諸国の訪中留学生の72%が学位を取得できる課程を選んでいる。」これは日本と韓国を除いて、中国が教育資源、教育レベルなどの面で他のアジア諸国より比較優位性を備え、留学コストも欧米留学よりはるかに低いことによるものだ。
アフリカは中国の古き友人で、中国で学ぶアフリカ諸国の訪中留学生うちの84%が学位取得を留学の目標に定めているという。その理由は、「中国の対アフリカ投資の勢いが急激で、2003年から2013年までの投資額が50倍に増加し、中国とアフリカの経済往来が日増しに緊密になっていることにあると考えられる。

(2015年10月16日 人民日報海外版)

地域 中東・アフリカ、アジア・オセアニア
中国、その他の国・地域
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