【ニュース・ルワンダ】ケプラー大学、30名の難民を学生として受け入れ

ルワンダのケプラー大学(Kepler University)は32名の学生(男女ともに16名ずつ)をカロンギ県(Karongi District)のキジバ難民キャンプ(Kiziba Refugee Camp)にあるキャンパスに受け入れた。同大学が難民を学生として迎え入れるのは、これが3度目である。ケプラーとは、ルワンダの首都キガリ(Kigali)に拠点を置く非営利の大学プログラムである。学生たちはこのプログラムのもとで、ウェブ上のセミナーと対面のセミナーを組み合わせた、質の高い教育サービスを受けることができる。また、同大学ではアメリカで認定された単位を付与しており、ここで学んだ学生たちは海外の大学で教育を受ける機会を得ることができる。この大学の目的は、ルワンダを起点とした世界的な大学ネットワークを構築し、それによって成長しつつある経済に求められる技能を比較的安価なコストで提供することである。

 

ケプラー大学で指導員を務めるアシュリー・ヘイウッド(Ashley Haywood)氏は新入生の入学式において、大学で成功を収めるためには規則に従い、よく勉強しなければならないと述べた。また、それぞれの学生の教育的背景が異なることを踏まえた上で、各々の専門分野で力をつけて、強みを伸ばすよう努めるべきであるとも述べた。

 

2017年5月25日

 

The New Times:Kepler University programme admits 32 refugee students

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性