【ニュース・リトアニア】リトアニア-日本(つくば)合同科学シンポジウムの開催

2014年年6月12日に、リトアニア-日本(つくば)合同科学シンポジウムが筑波大学にて開催された。本シンポジウムは、日本・リトアニア共和国両国の先端科学分野の研究内容を相互に紹介し、先端科学産業の発展に注力しているリトアニア共和国側との討議を通じ、両国間の研究活動の相互理解と国際交流を深めることを目的としたものである。今回のシンポジウムは、筑波大学と日本学術振興会の共催で、駐日リトアニア共和国大使館およびリトアニア研究評議会(Research Council of Lithuania)の協力により行われた。なお、本件は、小平佳一JSPSボン研究連絡センター長とリトアニア研究評議会副議長とのネットワークを通じて、小平センター長がリトアニアで事業説明会を行ったことを端緒としている。
 シンポジウムの冒頭では、メイルーナス大使から開会の挨拶があり、永田筑波大学長から本シンポジウムを通じてリトアニア共和国との学術交流を深めていきたい旨挨拶が
あった。続いて、リトアニア共和国側8名および日本側8名の計16名の研究者が講演を行った。シンポジウムの最後には、日本学術振興会の浅島誠理事(筑波大学生命領域学際研究センター長)およびリトアニア研究評議会のDainius Pauza議長が、シンポジウムの総括と、今後の両国間における共同研究等の発展への期待などを述べた。
本シンポジウムには70名を超える参加者があり、様々な研究分野の講演に対し、両国側から活発な質疑応答があった。シンポジウム終了後のレセプションでは、リトアニア共和国からの留学生や同国への留学経験をもつ筑波大学の学生も参加し、交流を深めることが出来た。

URL1: http://www.tsukuba.ac.jp/news/n201406170900.html

地域 北欧・バルト三国、アジア・オセアニア
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化