【ニュース・フランス・ブラジル】フランス・ブラジル・エネルギー・環境研究ネットワーク形成

エネルギーと環境に関するブラジルとフランスの研究機関を集めた新しいLIAが創設された。フランス・ブラジル・エネルギー・環境国際共同研究室(Laboratoire International Associé Franco Brésilien-Energie&Environnement:LIA)が、CentraleSupélec(フランス)のNasser Darabiha教授とUNICAMP(ブラジル)のJosé Pissolato Fiho教授の共同主導で2017年5月3日に生まれた。
フランスとブラジルの共同で創設されたこの研究室は、ブラジルで、フランスと海外の研究者たちが研究チームを組むことで、壁のない研究室を作り上げることをめざしている。

 

LIAは再生可能エネルギーすべて、すなわち、生産、消費、環境負荷、その他のエネルギー形態との集積相互作用、流通網に関するあらゆる研究を遂行できるよう、向こう4年間設けられ、さらに4年の延長が可能である。
この協定は、2国間の協力をさらに強いものとするが、とくに資金調達面で、フランスはサンパウロ州の研究支援財団FAPESP(Fondation d’Appui la recherche de l’Etat de São Paulo)とフランスが関係している132のプロジェクトのうち、第3位にランクされるものである。このネットワークは、研究者がヨーロッパ機関の資金支援プロジェクトに参加する機会を増やし、国際舞台での可視性を高めるだろう。

 

2017年6月8日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Formation d’un réseau de recherche en énergie et environnement entre la France et le Brésil

地域 西欧、中南米
フランス、ブラジル
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化、研究者交流