Frédérique Vidal大臣は2017年10月11日、Khaled Abdel Ghaffarエジプト高等教育・科学大臣を歓迎した。エジプトは多くの問題、とりわけ地中海学分野においてフランスと学術・大学協力の関係をもつ特別なパートナーである。
毎年、国際的に上位にランクされる学術誌にフランス、エジプトの研究者の共著になる400以上の論文が発表されている。エジプトとフランスの共同支援である、Imhotep（イムホテプ：古代エジプトの高級神官の名）パートナーシップにより、120以上のフランス－エジプト共同チームの学術研究が支援されている。

両大臣は、両国間の学生のモビリティを強化するために、修士課程、博士課程の奨学生を増員する共同奨学金プロジェクトについて意見を交換した。
また、Frédétique Vidal大臣とKhaled Abdel Ghaffar大臣はフランスにおけるエジプトの文化活動の中心として、パリ国際大学都市にエジプトによってエジプト館を建設する可能性について話し合った。

最後に、カイロにあるエジプト－フランス大学（Université Française d’égypte：UFE）でエジプトにおけるフランスの大学の再設置・強化に関しても意見を交換した。それは両国の大学における研究と協力に関するエクセレンスとして象徴的なものである。UFEは現在、500人以上の学生に授業を行っており、順次、フランスの公的機関・私的機関とのパートナーシップを拡げる予定である。それはパートナーシップを庇護し、両国間の関係の懸案に見合う野心をもたらすものである。この問題に関しては2017年10月にシシ（Sissi）大統領がパリを訪問する際、さらに広く議論されるだろう。

2017年10月12日

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation：L’Egypte, partenaire privilégié de la France pour la coopération universitaire et scientifique