【ニュース・フランス】Proximaミッション:宇宙飛行士Thomas Pesquetの出発

宇宙飛行士 Thomas Pesquetは2016年11月17日パリ時間 21時20分にバイコヌールから国際宇宙ステーションに向けて離陸した。
国際宇宙ステーション(ISS)上で、微少重力の研究のためのヨーロッパ研究室である、コロンブス設営にあたったLéopold Eyhartsから8年後、10人目のフランス人宇宙飛行士である。欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)の宇宙飛行士隊に参加するために、2009年に8,413人の候補者から選抜された後、Thomas Pesquetは重要な科学技術プログラムのためのISSにおける長期ミッションを2014年3月17日に拝命した。
Proxima(プロキシマ)という名前のミッションは6ヶ月間にわたるもので、人間、生物学、材料科学、あるいは技術開発に関する100件ほどの科学実験を行うことができる。
Thomas Pesquetは1978年、ルーアン生まれで、トゥールーズの国立航空宇宙大学校で航空宇宙工学を学んだ後、2002年から2004年までトゥールーズのCNESで働き、ついで定期航路のパイロットとなった。地球への帰還は2017年5月に予定されている。

 

2016年11月16日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Mission Proxima : départ imminent pour l’astronaute Thomas Pesquet

地域 西欧
フランス
取組レベル 国際機関レベルの取組、政府レベルでの取組
その他 その他