2014年3月18日、ジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ高等教育研究大臣は、PEPITE（イノベーション・転換・起業学生拠点）プロジェクト公募の結果を発表した。
その結果、応募された29プロジェクトのうち、25件が採択された。残りの4件は、近くヒアリングを行って評価する予定である。
本プロジェクトでは、3年間で460万ユーロの予算を計上して、上述の25プロジェクトを支援する。その内、高等教育研究省は300万ユーロ（過去の同様のプロジェクトでは120万ユーロ）、C.D.C.は100万ユーロ、生産再建省は60万ユーロを負担する。
PEPITEプロジェクトは、高等教育研究省が、生産再建省と預金供託公庫（C.D.C.）と提携して、2013年10月に開始し、学生が在学中にイノベーションや起業を実現するための支援を、以下の5つの方針に基づいて行う。
・2014-2016年期のPEPITEプロジェクト公募は、2014年度初頭に始まる。
・学部生から修士課程までの、起業とイノベーションに関する教育は、2014年度から開始する。
・起業プロジェクトを有する学生・卒業生に授与する「学生起業家」の地位創設は、2014年度から開始する。
・PEPITEからの優れたプロジェクトへの資金援助は、高等教育研究省が主催する「革新的企業の創設援助ナショナルコンクール」として、「学生起業跳躍台賞」を設けて行う（2014年の応募書類提出締め切りは3月31日）。
・修士課程・博士課程の学生を対象にした知的財産権と転移に関する教育を、SATT（技術転移加速協会）とインキュベーターと提携して行う。
