2015年1月1日以来、ローラン・ドゥブリューが、INRIA(フランス国立情報学自動制御研究所)グルノーブル-ローヌ・アルプの新しい研究チームAirseaのヘッドとなり、気候変動をシミュレートし、研究するための数学モデルの改良に取り組んでいる。3つの基軸で研究しており、それらはまず①海洋、大気の相互作用のよりよい理解、つぎに、②不確定要素と極端な事象の量子化、つまり、台風や津波のような例外的な気象現象の予測を試みること。そして、③気象変動が局地的にはどのようなインパクトを与えるかを研究するツールを開発することである。
このチームの成果は同年11月にパリで開かれるCOP21でのIPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告の重要な情報源となるだろう。
URL1: http://www.inria.fr/centre/grenoble/actualites/airsea-une-equipe-entre-air-et-mer