【ニュース・フランス】2015年度大学新学期:結果とチャレンジ

ナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣とティエリー・マンドン高等教育・研究担当大臣は2015年9月16日に2015年の大学新学期について記者会見を開いた。2014-2015年度の高等教育に関する報告と今後のチャレンジに触れた。

報告
・ すべての学生の成功に向けて
1) 学生の購買力は維持され、
2) 学生の住居へのアクセスが容易なものとなり、
3) ハンディキャップをもつ学生にも機会均等となる取組
4) 学業途中での留保期間の導入(学業以外の活動を休学せずに行うことができる)
5) 進路決定にあたり、各種の制約から諦めてしまうことをなくすための、優れた高校卒業生の救済策
・ 現代的で将来に開かれた大学
6) よりわかりやすく、イノベーティブな養成課程の提供
7) インターンシップにおけるより行き届いた指導とトレイニーのより一層の保護
8) 見習い期間にある14万人の学生
9) 若者の企業精神の醸成
10) 教員養成課程の改革の継続と強化
11) 大学が所有する不動産にとり有利になる施策
12) 国際的に魅力的で可視性の高い大学力の再グループ化

チャレンジ
・高等教育/研究省の戦略
1) 高等教育の国家戦略-StraNES
2) 研究の国家戦略-SNR
3) 国際規模、ヨーロッパ規模の協力
・社会におけるチャレンジとしての高等教育・研究の行動
4) 気候変動問題に向けた研究・高等教育
5) 急進化に関する研究
6) 教育におけるイノベーションサービスに関する研究
・学生・大学におけるディジタルサービス
7) プラットフォーム FUN-MOOC:国民教育・高等教育・研究省による刺激と大学による展開
8) フランス・ディジタル大学のポータルサイト
9) デジタル技術を使った養成課程の推進(IDEF-Nプロジェクト)
10) 教育におけるイノベーションスペースの導入
11) 学生生活全般に関わるワンストップポータルサイトの創設
12) フランスは、世界第3位の留学先
・開かれた、そして多元的な大学
13) 外国人留学生の積極的受入

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid92890/rentree-universitaire-2015-des-resultats-des-defis.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育、研究
国際交流 学生交流
人材育成 学生の就職、学生の多様性