【ニュース・フランス】2014年新学期の学生生活環境

新学期開始を目前に、ブノワ・アモン国民教育・高等教育・研究大臣とジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ高等教育・研究担当大臣は、学生の社会的状況の向上が政府の優先計画であることを強調した。具体的な内容としては、奨学金改革、登録料(授業料)値上げの制限、学生寮の優遇が挙げられる。
奨学金改革に関しては、年1000ユーロの奨学金を7万7500件新設すること、年4000-5500ユーロの手当金支給を1000件創設することを実施し、3年間で合計4億5800万ユーロが投資される。
登録料値上げの制限に関しては、2014年は、登録料の値上げ幅をここ10年間で最小にするとした。学生社会保障費を含めない登録料は、学部生で184ユーロ(2013年より1ユーロ(0.55%)値上げ)、修士で256ユーロ(2ユーロ(0.79%)値上げ)、博士で391ユーロ(3ユーロ(0.77%)値上げ)に留めた。
また、学生寮に関しては、5年間で4万戸の学生寮建設を掲げている。

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid81658/les-conditions-de-vie-etudiante-priorite-du-gouvernement-a-la-rentree-2014.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組