【ニュース・フランス】高等教育・研究ソーシャル・レポート2015~2016年、その2

2015年~2016年のソーシャル・レポートには国民教育、高等教育、研究に携わるすべてのスタッフ、教師、その他の人々が描かれている。われわれは高等教育機関、大学、学校のネットワークで、また、高等教育を担当する中央機関の職員や科学技術系公的機関(établissements publics à caractère scientifique et technologique :EPST)で研究を行う人々に触れる。

 

【高等教育における統計データ、キャリア、採用方針】
このセクションでは、セクター、機関/グレード、管理職、活動分野を著している。約21万8,000人の男女(大学・教育機関関連で働く労働者を含む)が高等教育で働いており、そのうち、6万9,000人近くは非熟練労働者と1万9,000人のブルーカラー労働者がいる。ジェンダーと年齢層別に示されたこれらの指標に加え、募集/昇進、退職など、2015年の流入/流出に関する情報もある。

 

【研究における統計データ、キャリア、採用方針】
このセクションでは、セクター、機関/職位、分野、活動拠点別に、EPSTで働く正規、非正規スタッフ数の分布を示しており、約57,500人の男女が研究に従事している。その内、15,000人は非正規職員である。性別、年齢別に示されたこれらの指標に加え、募集、昇進、退職など、2015年の流入/流出に関する情報が示されている。

 

【高等教育における職業と職員養成】
この章では、高等教育における既存の職業に触れ、職員養成の課題を示している。継続的な職業訓練は全体の86%以上を占めている。さらにさまざまなタイプの訓練、または訓練の分野、そして訓練を受けた職員の数やそのコストに関するデータを示している。

 

【高等教育・研究における職場での休暇、健康と安全】
健康・医療・予防に起因する休暇、職場の安全、労働条件、労働に関する健康と安全に関する講習、そして労働災害、職業病、通勤途上の事故等に触れている。

 

2017年10月6日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Bilan social 2015-2016 : partie 2. L’enseignement supérieur et la recherche

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
人材育成 職員の養成・確保
統計、データ 統計・データ