【ニュース・フランス】高等教育・研究における男女平等に関する第9回ヨーロッパ会議と関連行事

標記会議が2016年9月12日から14日までパリ・ディドロ大学、およびコレージュ・ド・フランスで開催される。フランスでの開催は初めてである。このイベントに続いて2つの催しが予定されている。ひとつは政策立案者と市民社会向けの公開シンポジウム、もうひとつは Irène Joliot-Curie賞の授与式である。

 

高等教育・研究における男女平等に関する第9回ヨーロッパ会議
研究者、高等教育に携わる教員、この問題を取り扱う研究者、管理責任者、政治家、実務関係者、そして学生が集まり、討論を行う。
プログラムでは150人以上の発表者、26ヶ国の代表者と数多くの討論テーマが予定され、男女平等のための高等教育・研究、公共政策や取組における女性キャリア形成における障害、さらにジェンダー研究が討論される。
これは男女平等の変化と課題に関する科学研究の成果を共有し、高等教育・研究機関における平等政策を促すことにつながる。

 

高等教育と研究における男女平等の展望会議
9月14日にはコレージュ・ド・フランスにおいて、政策立案者や市民社会を対象として、男女平等に関する会議が開かれる。
討論は2つの軸を中心に行われる。ひとつは、高等教育・研究における男女平等進展における公的・民間の意思決定者のビジョンに関するもの。もうひとつは、社会経済的に福祉の行き届いた生産的な社会建設における研究・人材育成の役割に関するものである。発表者には数人の大臣や社会経済界、研究分野の代表者も含まれている。

 

Irène Joliot-Curie賞の授与式
この催しは9月14日、コレージュ・ド・フランスで行われる2016年Irène Joliot-Curie賞の授与式で閉幕となる。この賞は研究・技術分野における女性の地位を高め、科学における女性の模範となるキャリアに光を当てるものである。

 

2016年7月20日

 

Enseignement superieur et Recherche:9e Conférence européenne sur l’égalité femmes-hommes dans l’enseignement supérieur et la recherche

地域 西欧
フランス、その他の国・地域
取組レベル 国際機関レベルの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
顕彰 顕彰
社会との交流、産学官連携 社会貢献