【ニュース・フランス】簡素化計画のためのポスドク手当

Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣は、簡素化計画の評価検討のため、ポスドク手当への募集を始める。

 

簡素化計画の紹介
目的は2016年4月、12月にThierry Mandon高等教育・研究担当大臣が発表した高等教育・研究計画の簡素化の2つのプランを評価することである。この簡素化プロセスは職員の労働条件や学生生活における負担を軽減し、教育、各自のキャリア、各機関における研究と管理を容易にすることを目指している。2015年以来、高等教育・研究の利害関係者との協議、2016年2月に答申されたGAENRレポートに基づき、つぎの2つに分けられる。

  • 2016年に発表された50の簡素化対策の最初のシリーズ
  • 70箇所で開始された簡素化とともに2016年12月に取られた20の対策第2弾

ポスドク研究はしたがって、これら2つのプランに焦点を当てている。フランスの高等教育・研究機関のさまざまな職員やユーザに簡素化計画が与えるインパクトに焦点を当てるため、今回の応募者はやり方を明瞭に説明できる研究を提案しなければならない。
この募集対象は2年間のポスドクを行う若手研究者であり、年額5万ユーロとしている。

 

3つの基準:

  • フランスの大学、あるいは他国にあっては同等の博士課程レベルの博士号取得者であること
  • フランスの研究室でポスドクを行うこと
  • 2016年に学位取得予定の博士課程学生も候補者となることができる

応募書類:

  • 応募者の公刊物リスト(発表済み、あるいは受理されたもの)と論文リスト
  • 学位論文の扉のページ、あるいは審査員名のリストがついた証書のコピー
  • 研究プロジェクト名と研究概要(最大8ページ)
  • ポスドク研究受入機関の詳細な組織図
  • 直近2年間の応募者受入機関の公開論文リスト
  • 受入予定研究室長によるレターヘッド付きの用紙に書かれた受入承諾書

応募書類提出:

  • 応募書類はすべて電子化し、2017年2月15日0時までに、研究・イノベーション総局(aap-postdoc.simplification@recherche.gouv.fr)宛に送付のこと。

 

2016年12月20日

 

Enseignement superieur et Recherche:Allocation post-doctorale pour l’évaluation des plans de simplification

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
人材育成 若手研究者育成
研究支援 研究助成・ファンディング