【ニュース・フランス】科学技術・産業文化のための国家戦略

Audrey Azoulay文化・通信大臣、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣臨席で2017年3月9日に、ヴァル・ドワーズ選出上院議員で科学技術産業文化(CSTI)国民評議会議長のDominique Gillot氏から科学技術産業文化国家戦略が発表された。
この国家戦略は科学技術と産業の発展のための行動指針を与えるもので、国の重点課題に関係するすべての利害関係者を連携するものである。それは研究のための国家戦略の枠組みに完璧にフィットし、文化的な研究のための戦略を補完するものとして、間もなく、文化・通信省から公表することになっている。
国家戦略では5つの戦略的な方向性を定めている。利害関係者をよりよく知るとともに、相互理解を促進する、デジタルとその利用の理解を促進する、民主的な議論を盛んにし、公共政策の支援を強化する、最大多数の科学的なアプローチを見出し、イノベーション文化と技術・産業遺産の知識を共有する。
フランスは研究においても、文化においても卓越した国であり、その伝統を継承し、科学と文化は個人の解放に寄与している。科学技術産業文化の発展は科学が必要であり、それが導き出す議論の余地のない事実を説明してくれる。また、科学はその創造性と想像力をもっとも強固なものとする共通の目的を希求する文化にも応えてくれる。さらには科学はヨーロッパのために、イノベーションの付加価値に基づく共通の目的と万人のため社会に普及すべきわれわれの能力を築くため、われわれの欲求を満たす。

 

2017年3月10日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Remise de la stratégie nationale de culture scientifique, technique et industrielle

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価