【ニュース・フランス】科学のセンス賞:審査員が2017年の候補者から選考

科学のセンス(“Le goût des sciences”)賞審査員が一般市民の科学啓蒙のための作品を審査するため、2017年9月14日に会合を開いた。すでに選出された20人の作者の中から6人が選ばれた。3人は「科学書籍賞」部門に、他の3人は「青少年科学書籍賞」。

 

科学のセンス賞は科学書籍について規範となる賞である
2009年に創設されたこの賞は毎年、「科学の祭典(“Fête de la science”)」行事の一環として選考されている。すべての科学のテーマを網羅し、万人に向けた科学に関する大賞である。

 

新奇で、遊び心があり、エキサイティングな選考
毎年、約15冊の書籍が各部門賞を狙って競争が行われる。
辞書、小説、エッセイ、マンガなどから選考することで、日々の科学のでき事をよりよく理解し、生命や宇宙の神秘に迫り、明日の世界を垣間見ることができる質の高い書籍を評価するものである。選考された科学のテーマ全体(宇宙、人工知能、天文物理学、気候変動など)をカバーするもので、科学というプリズムを通して、世の中で話題となっているテーマを考慮している。

 

作品は9月初旬に審査員の査読にかけられ、9月14日に2017年の候補が選考された。この審査員は科学分野の学識経験者、企業の研究主幹、ジャーナリスト、青少年向けに記事を書くライターなどから構成されている。青少年科学書籍賞部門では、審査員によって選考された3つの作品の中から1つ、中学生によって選ばれる。

 

2017年9月18日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Prix Le goût des sciences:le jury a choisi les nominés de l’édition 2017

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
顕彰 顕彰