セゴレンヌ・ロワイヤル エコロジー・持続可能開発・エネルギー大臣、ナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣、エマニュエル・マクロン経済・産業・デジタル大臣、ティエリー・マンドン高等教育・研究担当大臣、アラン・ヴィダリス運輸・海洋・漁業担当大臣、ルイ・シュバイツァー投資総監督は、海洋再生可能エネルギー開発のための2015年版のエネルギー転換研究所のプロジェクト募集に対して、10の計画に未来への投資プログラム(Programme d’Investissements d’Avenir:PIA)として、400万ユーロを投入すると発表した。
フランスは本土でも海外領土においても、地理的に海洋再生可能エネルギーに恵まれている。エネルギー転換と海洋分野でのエネルギーに関する『Blue growth』がもつ潜在性を開発するには、テクノロジーが成熟し、関係する業界を整備することが必要となる。この努力は、オランド大統領が積極的に関与しているとおり、フランスがこの海洋再生エネルギー分野で秀でるためには重要である。このような経緯でフランス国立研究機構(ANR)は、2015年7月に研究テーマの募集を行った。この募集は、フランス海洋エネルギー(FEM)と密接に関連している。この研究募集の目的は、この分野で競争力のある知識やツールをもつフランス企業を集めて、海洋再生可能エネルギーのフランスの業界を開発することである。
フランス国民教育・高等教育・研究省(MENESR)2015年12月22日
補)Blue growth
海洋分野での持続的な成長(雇用創出も含めて)をサポートするための長期的な戦略をさします。