【ニュース・フランス】将来のデータサイエンティスト育成に向けた科学・大学チェアー職の創設

2014年10月15日、ジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ高等教育・研究担当大臣は、エコール・ポリテック、民間企業のKeyrus社、Orange社、Thales社によって創設され、X財団が支援する、「データサイエンティスト」職の署名式を後援した。
データ量が爆発的に増加するにつれ、ビッグデータが科学的・技術的・経済的・権力上の問題となり、また同時に教育上の問題になってきた。ビッグデータに関する専門家の需要が2015年には世界で4400万件に上るとされており、フランスでは、ビッグデータの市場規模は2020年には約90億ユーロとなり、6年間で13万件の雇用が創設されると見込まれている。
高等教育研究省は、これらのデータ処理に関する新たな職業に従事する若者の育成に取り組んでおり、このデータサイエンティスト職を創設し、拡大する関係セクターにおけるフランスの役割を強化してゆく方針である。

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid83013/signature-d-une-chaire-scientifique-et-universitaire-pour-former-les-data-scientist-de-demain.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
人材育成 教員の養成・確保