【ニュース・フランス】学生用賃貸保証金の普及

2014年9月8日、ナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣とジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ高等教育・研究担当大臣は、CROUS(学生厚生福利支援機関)パリとパリ市が開催した学生の住居フォーラムの開会式を行った。両大臣は、学生の経済状況、家庭状況、国籍を問わず、保証人がいない学生すべてに対して学生賃貸保証金(Clé)を普及させることを発表した。学生生活調査によると、民間住居に住む学生の16%が保証人を見つけるのに苦労するという。Cléの普及は、2013年の試行期間で学生のニーズに応えたと言える。その他、政府は学生寮の建設により、学生の居住環境向上を支援する。Cléの利用条件は、家族・友人・銀行からの保証を受けられない28歳未満の学生、外国籍の博士課程の学生、または博士号を取得してから6ヶ月未満の外国籍のポスドクで研究所の正規研究員でない者となる。

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid82061/generalisation-de-la-caution-locative-etudiante.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組