【ニュース・フランス】女性への暴力と戦うための国際デー:高等教育・研究省は学校から大学まで、性差別・性的暴力に対して行動を起こす

2016年11月25日の女性への暴力に対する国際デーの機会に、Najat Vallaud-Belkacem国民教育・高等教育・研究大臣は、パンタンのMarcelin Berthelot高校に出向き、Hubertine Auclertセンターとの共同で、サイバーセックスに関する教職員向けの研修、中等教育課程の生徒に対する女子と男子の間の平等に関する意識喚起と性差別と性的暴力(被害者は少女や女性である)に関する研修に参加した。
2017~2019省庁間プロジェクトの一環として、この国際デーの機会に国民教育・高等教育・研究省をはじめ、すべての教育・研究機関は、これらの人権侵害に関する知識を深め、知らせ、感化し、教育するだけでなく、犠牲者である人たちをサポートするために行動を起こす。
DEPP(教育評価・未来・成果総局)による2つの新しい調査結果が教育機関における暴力へのジェンダーアプローチができるよう公表された。さらに、高等教育機関が徐々に、その内部における性差別・性的暴力に関する診断を進めることができるように、国立人口統計研究所(INED)によって行われた「暴力、ジェンダーの関係」(VIRAGE)調査の方法論が提供された。
男女間の真の平等のために2014年8月4日の法律のガイドラインに沿って、同省は職員の研修を目的としたツールとリソースを揃え、性差別や性的暴力に関連したシチュエーションをどう探知し、対処するかについても取り扱っている。
女性への暴力に対する戦いは包括的、かつ横断的なアプローチで教育界全体が取り組まなければならない。したがって、共和国の学校の使命の中心にある女子と男子の間の平等、互いを尊敬するという文化を振興することと不可分である。

 

2016年11月25日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Journée internationale de lutte contre les violences faites aux femmes : le ministère mobilisé contre les violences sexistes et sexuelles, de l’école à l’université

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
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