【ニュース・フランス】国民教育・高等教育・研究省は障害のある生徒・学生を支援するためのコミットメントを改めて表明

国際障がい者デー(12月3日)の前日、障がい者省庁間委員会での首相の発言を受けて、高等教育・研究省は障がいを抱える若者を包含する教育に意欲をもっていることを改めて発表した。
2013年以来、このインクルシブ教育は、学校、学校施設、そして特別支援学校間の連携を可能とした。以前は別の場所にあったこれらの施設は、いまでは普通の小学校、中学校、そして高校の中にある。
国民教育・高等教育・研究大臣はすべての生徒が、その特殊性が何であれ、必要な支援と環境整備を受けながら、同じ学習の場に通うことができるよう、さらなる努力を表明している。したがって、学校施設、あるいは特別支援学校の建設、あるいは改築に当たっては、このことが建築計画の段階から考慮されるだろう。国民教育分野、特別支援分野の専門家たちが若者支援に努めている。
高等教育公共施設では、年々増加している障がいを抱える学生の教育へのアクセスができるようにしている。できるだけ幅広い選択ができるような、整備された教育の場が必要である。障がい者のための指針は障がいの横断的な考慮を求めている。
障がいを抱える若者が教育と就職において成功するためには、いっそう自立した社会生活が求められることから、キャンパスにおけるアクセシビリティは全国学生生活プランで行われる諸アクションのひとつとして恩恵を受けるだろう。

 

2016年12月2日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Le ministère réaffirme son engagement en faveur des élèves et des étudiants en situation de handicap

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育