Manuel Valls首相は2016年4月11日、首相官邸に、Najat Vallaud-Belkacem国民教育・高等教育・研究大臣、Myriam El Khomri労働・雇用・職業教育・労使対話大臣、Patrick Kanner都市・青少年・スポーツ大臣の同席のもと、青少年関連団体を迎えた。席上、Valls首相は青少年が抱える不安を払拭するための第3段の施策として、若者の雇用不安と戦い、期限の定めのない雇用契約（CDI）への就職を促すため、「最初の就職先探しのための援助」（QRPE）を創設し、中流家庭の学生向けに年額1,000ユーロを25,000人に対して給付することを発表した。
青少年雇用問題は共和国大統領の主要関心事であり、2012年からさまざまな施策がとられてきた。たとえば、
・4年間で60,000人の教員採用
・学生奨学金の見直し。2012年から政府は社会的な基準に基づき奨学金450万ユーロを支出
・5年間で学生向け住居40,000戸の建設。パリ地域でアパート契約時の費用半額補助
などが挙げられる。

2016年4月13日

Enseignement supérieur et Recherche：3ème acte de la priorité jeunesse pour lutter contre la précarité : la synthèse des mesures jeunesse