ヴェルサイユ大学区の数学の視学官の提案に応じて、高校生100人が最高レベルの研究を行っているフランス高等科学研究所（IHES）に迎えられた。1994年から2013年まで同研究所所長を務めたジャン・ピエール・ブルギニオンは高校生に興味をもたせるため、さまざまな試みを行ってきており、IHESの創立50年展やジャック・アダマール数学財団の発足にあたり「謎を解く」と題した展示などを行ってきた。また、数学に関する学術的な養成所にも強い関心と協力を示してきた。
今回の見学会では、ヴェルサイユ大学区にある各高校の最終学年、またはそのすぐ下の学年が対象となり、100人の枠に申し込みが集まった。IHESは女子生徒に優先権を与えた結果、44の高校から選ばれた女子生徒60人、男子生徒40人が参加した。

URL1: http://www.ihes.fr/jsp/site/Portal.jsp?document_id=3761&portlet_id=1195