ブルターニュの将来計画の一環として、フランス政府は関係自治体とともに、ブレスト都市圏の魅力を強化し、海洋科学技術分野における世界的拠点として認知されることを目指している。
労働組合組織が提出した不服申し立てに対して、政府はIFREMER(Institut français de recherche pour l’exploitation de la mer,フランス海洋開発研究所)本部移転に関する2014年12月18日の首相発言が無効なものであり、取り消されるべきかどうか判断することになる。
IFREMER諮問委員会の意見に従い、政府、そしてIFREMER理事会も移転という決断を下している。いずれにしても、これが国務院報告が示した結論の主旨である。
IFREMERの所管庁である国民教育・高等教育・研究省とエコロジー・持続可能開発・エネルギー省は、これがしかるべきプロセスであり、また進むべき方向であるとしている。
国及び関係自治体によって準備されたこの計画は、2つの資金的支援を前提としている。ひとつは,IFREMERの研究者らが海洋学分野の活動に使う機器の近代化であり、もうひとつはIFREMER本部を現在の施設があるブレスト-ブレザネに移転することである。この計画は2015年9月22日開催のIFREMER理事会の議題となっている。
【ニュース・フランス】フランス海洋開発研究所(IFREMER)本部移転に関する首相発表についての国務院報告の結論
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国 | フランス |
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