【ニュース・フランス】フランス国立科学研究センター(CNRS)パリ・ヴィルジュイフ支部誕生

2012年に計画が立てられたパリ・ヴィルジュイフ支部計画は重要な段階に到達した。これまでのパリA(イヴリ)支部、パリ・イル・ド・フランス東(Thiais)支部、を合併して2015年7月15日に新しい支部が生まれた。2016年1月にはヴィルジュイフの建物に引っ越す。
研究評価、資源管理、情報技術、セキュリティ、対社会活動で、全国18のフランス国立科学研究センター(CRNS)支部は必須のサービスを提供する。イル・ド・フランスにある6つの支部のうち、2つを合併するのはつぎの理由からである。
イル・ド・フランス地域にあるCNRSの機関と同地域にある大学・研究機関の集まり(Comue)との関係を整理・簡素化する。CNRSヴィルジュイフ支部の発足に伴い、これまでCNRSが抱えていた約200の研究ユニットを2019年までに段階的に移管する。現在、6つのComueは数年内に2つに統合される。さらにCNRSがもっている不動産も含め利用可能なリソースを最適化する。実際、パリ・イル・ド・フランス東の建物は2016年終わりには明け渡されるであろう。

URL1: http://intranet.cnrs.fr/intranet/actus/150611-paris-villejuif.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事