フランス国立科学研究センター(CNRS)主任研究員のルドヴィク・レイブレ氏は、数々の産業応用に道を拓く新種の材料であるvitrimer(自己修復機能がある一種のプラスチック)に関する業績に対して、2015年ヨーロッパ発明賞の研究部門賞を授与された。物理化学者であるレイブレ氏は、この新しい物質が外科手術における縫合に代わる接着剤として、また肝臓のようなやわらかい臓器の修復にも使われる可能性があるという。同氏はESPCI Paris Tech(パリ市工業物理化学大学校)の准教授であり、フランス科学アカデミー会員でもある。
【ニュース・フランス】フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員ルドヴィク・レイブレ氏、2015年ヨーロッパ発明賞に輝く
地域 | 西欧 |
国 | フランス |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
顕彰 | 顕彰 |