化学者の国際チームが抗ウイルス作用をもつ、分化した分子を超高速に合成する手法を開発した。この巨大分子は培養細胞中にエボラウイルスが侵入するのを非常に効果よく阻止する。ウイルスが侵入する際に入口となるレセプタに強く結合する糖を非常にたくさん(120)もっている。フランス国立科学研究センター(CNRS)とストラスブール大学の化学者たちとベルギー、スペインの研究者による共同研究によって行われたこの成果はNature Chemistry誌の2015年11月9日号に掲載される。
・フランス国立科学研究センター(CNRS)