【ニュース・フランス】「“Disrupt”キャンパス」プロジェクト募集開始:デジタル・イノベーションと起業家養成を支援

Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣とAxelle Lemaireデジタル・イノベーション担当大臣、そしてLouis Schweitzer投資委員会委員長は学生-起業家の短期間プロジェクトによりデジタル・イノベーションと起業家精神に資するため、「“Disrupt”キャンパス」プロジェクトを正式に発表した。
プロジェクト募集は2017年2月3日正午に締め切る。この募集によって10件程度のプロジェクトが選択され、国の未来への投資プログラム(Programme d’Investissements d’Avenir:PIA)から最大800万ユーロの予算が充てられる。PIAの詳細については政府のWebサイトを参照。
当プログラムはひとつ、あるいは複数の高等教育機関(さらに民間パートナーとの協力も含む)によって準備され、デジタル転換の取組において関心をもつ企業と密接に協力することで、デジタル・イノベーションと起業家精神を導くカリキュラムである。
また、教育的な進め方が中心にあり、問題解決や新しい機会をつかむため、数週間にわたり、学生たちは企業のチームと一緒にプロジェクトに取り組む。デジタルやその技術と新しい様式のイノベーションがこれらを可能にする。その目的はプロジェクトがコンセプトの証明であり、たとえば、ソフトウエアのプロトタイプ、ユーザによってテスト可能な材料、さらには企業のプロセスへの適応などによってなされる。
目的は2つあり、ひとつは高等教育の新しい実験的なカリキュラムによって、学生は起業家精神、イノベーション、そしてデジタル経済によりよく適合できるようになる。また、もうひとつはフランス企業のデジタル転換である。イノベーション・プロセスに基づく指導方法は新たなビジネスモデル(国際的野心、プラットフォーム・ロジック)への転換として今後、推奨されるだろう(急速な反復、学習、敏捷性、ユーザエクスペリエンスにおける懸念など)。(たとえば、COMUEなど)公的機関のグループはそのような対象となりえ、民間企業もまた、パートナーとなることができ(少なくともひとつの公的な機関が加わっていることが前提ではあるが)、活動活性化のため、あるいはデジタル・イノベーションにおけるノウハウや経験を提供したり、専門の機器や施設へのアクセスの機会を与えることができる。

 

2016年11月21日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Lancement de l’appel à projets “Disrupt’ Campus” : soutient des formations à l’innovation numérique et à l’entrepreneuriat

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フランス
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