【ニュース・フィンランド】研究基盤のデータバンクが開設

フィンランドの研究基盤データバンクが開設され、研究関連施設、設備、資料、研究に資するサービスの情報が、フィンランド語および英語で閲覧可能となった。

このデータバンクは、研究者、研究基盤サービス提供者、資金提供者のためのものである。目的は、情報閲覧可能な統合させた形でのサービス提供による、研究基盤の共同利用促進である。現時点では、データバンクは研究基盤に関する基本的な情報(責任機関、サービスの説明、使用年数、キーワード、カテゴリー、オープンアクセス状況、連絡先)を掲載している。

2015年、Academy of Finlandと教育文化省は、この研究基盤データバンクの開発を開始した。これは、フィンランドが2020年までに国際的に競争力の高い学術と、質の高い研究基盤に対する認識を得るという、2014年に採択された研究基盤に関する戦略に基づいている。

この実現のために、全ての研究基盤の長期開発、研究基盤のアクセスと共同利用の改善、それらの影響と重要性の評価が必要とされている。

サービスはまだ試験段階であり、更なる発展に向けた研究者と研究基盤サービス提供者の協働が続いている。

 

フィンランド教育文化省:Finnish research infrastructures databank opened

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化
統計、データ 統計・データ