【ニュース・フィンランド】エラスムス+中間評価:フィンランドで「十分機能している」

EUのエラスムス+(Erasmus+)の実施に関するフィンランド国内での中間評価報告書が完成した。欧州委員会と加盟国は、2014年から2020年までのプログラム期間の半分が終了した時点で報告書を提出する義務がある。

 

エラスムス+は、フィンランドにおける教育の国際化を促進する最も重要なプログラムであり、留学は、特に高等教育分野におけるフィンランド教育の不可欠な要素となっているが、国際化と留学は、教育分野全体において戦略的に重要な課題とみなされている。
エラスムス+は、フィンランドの若者の国際化に著しく貢献し、ヨーロッパにおける若者の仕事の質を向上させた。このプログラムは、最も脆弱な若者にも国際活動に参加する機会を提供し、社会参画を促した。
結果として、エラスムス+はフィンランドではうまくいっており、増加するプログラム予算も効果的に活用されている。また、教員の専門知識・技能、教授法、異文化理解の考え方にも重要な影響を与えた。

 

2017年7月3日

 

フィンランド教育文化省:Erasmus+ programme functions well in Finland

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 国際機関レベルの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化、学生交流