【ニュース・ノルウェー】教育と開発のためのオスロ・サミット開催

2015年7月5日~6日、オスロに於いて「教育と開発のためのサミット」が開催された。サミットには、潘基文国連事務総長をはじめノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん、約40か国の首脳、閣僚が参加した。ブレンデ ノルウェー外相は、開会の挨拶で、ボック元ハーバード大学学長の“If you think education is expensive, try ignorance”を引用し、教育に投資することの価値と重要性を強調した。また、ソールバルグ ノルウェー首相は、グローバルな教育機会のための資金調達に関するハイレベル委員会(High-level Commision on the Financing of Global Education Opportunities)を立ち上げた。サミットでは、2030年に向けた今後の国際教育開発の重要なトピックとして、「教育への投資」「女子教育」「質と学習」「緊急時における教育」という4つのパネルセッションが行われた。
日本からは、田中明彦国際協力機構(JICA)理事長が出席し、パネルディスカッションにおいて、これまでのJICAの教育支援経験から、教育と学習の質の向上の重要性についてアピールした。

 

ノルウェー王国大使館:教育と開発のためのオスロ・サミット開催
独立行政法人国際協力機構:田中理事長が「開発のための教育に関するオスロサミット」で「教育の質」の重要性を発信

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証
その他 その他