ドイツ大学長会議(HRK)ヒップラ―会長は、連邦参議院がドイツ基本法を改定し、連邦と州政府の協力における規制を緩和することについて合意した件について、概ね以下のとおり発言した。
(1)基本法改正により、連邦政府は大学に対して長期的な関与をすることが可能となった。現状では、大学は時限プロジェクトといった限定的な支援しか受けられない。今後我々は、州政府と協力して連邦政府側として組織的に関与を深める必要がある。
(2)ドイツ大学長会議は、教育及び研究の改革、新しい設備の導入、教授職および非教員ポストの増加などによる若手研究者支援について、連邦及び州政府が協力するよう働きかける。